佐藤流司 音楽・アーティスト

ZIPANG OPERA 旗揚げ公演ACT ZERO「暁の海」のレビュー

目次

ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~

またまた嬉しいお知らせが届きましたね

8月22日に行われるアクターズリーグ2022のオープニングアクトに
"ZIPANG OPERA„の出演が決定しました

今年は見れないのかなと思っていただけに
嬉しさも一入です

またあのかっこ良い4人を拝めると思うと
今からわくわくが止まりません

今回は”ZIPANG OPERA„の旗揚げ公演
「ACT ZERO~暁の海~」をおさらいしていきたいと思います

ZIPANG OPERAとは?

ZIPANG OPERAは、2021年4月に3人の俳優と1人のボーカリストによって結成された男性だけの音楽パフォーマンスユニットです
アーティスト名「ZIPANG OPERA」は一曲一曲が歌劇になっているようなパフォーマンスを行うことから命名されました
PaniCrewの植木豪がプロデュースしLDHRecords提携しています

現在のメンバー

  • 佐藤流司(佐藤流司)
  • 福澤侑(福澤侑)
  • 心之介(心之介)
  • spi

ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~内容

舞台の始まりを告げる開演ブザーが鳴り響き
いよいよ”ZIPANG OPERA„旗揚げ公演「ACT ZERO~暁の海~」の幕が上がる

切ないピアノの音とともに
モニターに映し出される家紋を模したようなロゴと
”ZIPANG OPERA„の文字

これから始まる新たな世界の幕開けに
胸躍らせた次の瞬間

舞台上に次々と現れるメンバー達

照明と音楽
映像、PMを巧みに使い
開始直後からその世界に惹きつけられる

黒を基調とした衣装
しかし揃いではなく
個々の魅力を活かす和とロックの融合

自己紹介替わりと「Cherry Blossom」を披露
和楽器が奏でられ「DRAGON FIREWORK」が始まる

薄暗いステージ上を赤い光が照らし
打ち上げられる花火の中舞う4人

「Higher Ground」では
ダンスと殺陣の融合
曲の最後では舞うように刀を振る
まるで演劇の一場面を切り取ったかのよう

刀を鞘に納めるまでの数秒
納刀後に見せる二人の立ち姿から目が離せない

 

「Last Qoter」では先ほどまでの
突き刺すような和ロックな世界とは変わり
月が浮かぶ情景に目を奪われ
その中で紡がれる切ない歌声に耳を奪われる

序盤で魅せられる「ZIPANG OPERA」の世界に
ついて行くことに必死になっていたところで

無言劇

朝の1シーン
犬登場
パントマイム
寝坊

そこから「WELCOM TO NEW WORLD」
抜群のダンスパフォーマンスに圧倒される

携帯の着信音が鳴り響き「I Believe」が始まる
透き通るような声と圧倒的な歌唱力に聞き惚れる

「Alter Ego」
スポットライトの中台本を持ちその姿を現す
歌声もさることながら
表情、身体、舞台、
すべてを使うその表現力は
見る者の胸に深く突き刺さる

そしてソロパートを繋ぐ「HATE DISTANCE」
アコースティックギターの引き語りで始まる
その透明感のある甘い歌声に耳を傾け
この時代だからこそそのジレンマや感情に共感する

「Breath」が終わり公演も後半に差し掛かる

手を合わせ「DRAMA」が始まる

衣装は白を基調にしたものに変わるが
これも揃いではない

かっこ良すぎるダンスパフォーマンスのあとは
「Happy Feeling」で軽快な音楽を
目と耳で楽しませてくれ自然と身体が動く

パフォーマー達の紹介を経て

弦楽器の奏でる音と光に包まれる「開華」
クラシックを思わせる楽曲に
挑発的なパフォーマンスと
神々しさを感じるラップ

ラストは「鳴音」
バトンを渡すように歌が繋がり
彼らの魂の叫びと乞うように歌われる願いに
胸が熱くなるのを感じながら本編は終了する

会場がわれるほどの盛大な拍手の中
メンバーが登場

アンコールでは「OVERGROUND」を披露

本編とは違い爽快な音楽に乗せて
メンバー同士が笑顔で笑いあい観客に手を振り
この舞台を”ZIPANG OPERA„を観客と一緒に作り上げていく

最後は「メドレー」

舞台演出はシンプルになるが
メンバーの表情が良く見える

観客をあおり
会場の隅々まで手を振り
この舞台を一緒に作りあげてくれた感謝を伝える

カーテンコールでは
今までのクールなイメージから一転
個人の言葉で伝えられる想いに
名残惜しさと次への期待を膨らませ鳴りやまない拍手の中
ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~は幕を降ろした

流司大好きおじさん
とても内容の濃いステージでした。
The Brow Beatととは違う
アーティスト佐藤流司を知ることが出来ました。

ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~ 

セットリスト

1.Cherry Blossom
2.DRAGON FIREWORK
3.Higher Ground
4.LastQoter
5.WELCOM TO NEW WORLD
6.I Believe
7.Alter Ego
8.HATE DISTANCE
9.Breath
10.DRAMA
11.Happy Feeling
12.開華
13.鳴音

encore
14.OVERGROUND
15.メドレー

ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~感想

この公演が行われていた時はまだまだコロナ猛威を振るっていました
もちろん東京まで行くことができず
自宅で配信を拝見することにしました

あまり前情報がなく
キービジュアルと音楽パフォーマンスユニットであること
数曲のメドレー映像が公開されているくらい

ただそのビジュアルのかっこ良さに
期待しかありませんでした

そして迎えた6月20日千秋楽公演

全くもって想像がつかない中
公演が始まりました

開始数秒で飛び込んできた映像の美しさと
和を感じる音楽に心を奪われ
凄い物が始まったとドキドキしていると

紗幕があがり突如現れる

”佐藤流司„

そして”spi„”福澤侑„”心之介„と次々に現れ
舞台の幕開けを告げる華々しいステージに一気に引き込まれました

(演劇なのかLIVEなのかすらあまり理解していなかった
 佐藤流司だいすきおじさんは心構えができていなかったため
 この後公演についていくのに必死になります)

”邪魔させないここからが俺たちの独壇場„

「Higher Ground」では殺陣とダンスの融合に
光と音楽が加わり演劇の一幕を切り取ったような演出
ラストの殺陣でやはり刀が良く似合うと思いながら
納刀の数秒の間に魅せる美しさに見とれていました

ソロパートは個々の魅力を存分に引き出していました

その中でもやはり”佐藤流司„のソロ曲「Alter Ego」

"僕はだれなんだ?„

初めてこの曲を聞いた時
これを”佐藤流司„が歌うのかと
正直驚きました

台本を持ち登場する”佐藤流司„

他のパフォーマーと笑顔を交わす
指を鳴らした次の瞬間
表情は一変し”役„に入る

”いいさ 感情ごともう 消えてしまえ„

演じる者の苦悩を歌ったこの曲
それを歌う”佐藤流司„
歌は一音一音に想いが込められ
ラップではその一句一句で想いを吐き出す
全身だけでなく舞台までも使って見せるその表現力の高さに
見ているこちらまで苦しくなり胸を締め付けられました

”何度も きっと何度も
 ボロボロになっても まだやれるだろ„

5分程しかない”Alter Ego„
彼によってこの曲に物語が吹き込まれていく様に
この曲が”佐藤流司„でなければならない意味を感じ胸が熱くなりました

そしてラストの「鳴音」

”これで6公演ラスト„

”心之介„の一言から始まり
”佐藤流司„が優しく歌いかけ
”spi„が透き通るような歌声を披露し
”福澤侑„の柔らかい声が繋いでいく

それはリレーのように繋がり
最後は4人が背を合わせ
想い想いに表現する

前半は心を揺さぶり
後半はその心を奮い立たせるように変化する

胸を叩き
魂で叫ぶ

”We're On The Way„

その声に刺激されるように
全員がすべてをさらけ出して
全身でその想いをぶつけてくる

”1曲1曲がまるで歌劇を見ているよう„

今まで見た事ない新感覚の舞台でした

6公演という決して多くない公演数で
その魅力を見せつけた彼らの船出は
この先の航海が想像をはるかに超える
大航海となる事を予感させるものでした

 

”世界に行きたい„

カーテンコールで叫んだその言葉が
決して夢物語ではないことを
見ていた全員に知らしめたと思います

その航海の先にどんな景色を見せてくれるのか
期待値未知数の”ZIPANG OPERA„から目が離せません

見どころメモ

個人的な見どころとしては

美しすぎる演出
カッコよすぎる歌とダンス
楽しすぎる4人の姿
違いすぎる円盤と配信
OVERGROUND好きすぎる
てか全部好きすぎる

ありすぎて書ききれません

円盤の編集は凄すぎるので
見てない方必見です

流司大好きおじさん
もっとZIPANG OPERAの活躍が見たいですね。露出が増えればおじさんの楽しみが増えるのに

まとめ

2.5次元俳優以外にもThe Brow BeatやZIPANG OPERAとして活躍している佐藤流司さん

結論:佐藤流司は何やっても凄すぎる

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