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演劇ドラフトグランプリとは?座長佐藤流司率いる劇団「打」の内容と感想レビュー

目次

演劇ドラフトグランプリとは?佐藤流司座長劇団「打」の内容と感想

先日日本武道館で行われた「演劇ドラフトグランプリ
前代未聞の演劇バトル!

佐藤流司さんも出演されているので
もちろん拝見させていただきました。

内容は言わずもがな本当に素晴らしい作品ばかりで
演劇というものが持つ魅力をみせつけられました

今回は一夜限りの演劇バトル「演劇ドラフトグランプリ」の
内容と感想を書いていきたいと思います。

流司大好きおじさん
佐藤流司ファンとしてはとても楽しみでした。

演劇ドラフトグランプリとは?

演劇ドラフトグランプリとは?

選ばれし俳優達によるドラフト会議、
そこで選出されるのは、共演者として一緒に演劇を作る俳優や、演出家……。

⼈数や上演時間などのレギュレーションに沿って結成された各チームがそれぞれオリジナル演劇を制作し、2022年6⽉に開催する1⽇限りの演劇の祭典で、完成した作品を披露いたします。

その会場は、まさかの⽇本武道館︕
審査員と観客による投票で、グランプリを⼿にするチームは果たして…︕︖

ドラフト会議の模様から本番までを、シアターコンプレックスでお届けいたします。

引用元:演劇ドラフトグランプリ

それぞれの座長が2.5次元俳優や舞台俳優などをドラフトのシステムを利用してメンバーを取り合い演劇を完成させて争う大会です。

  • 座長 荒牧慶彦 ID Checkers
  • 座長 佐藤流司 劇団「打」
  • 座長 高野洸 超MIX
  • 座長 染谷俊之 劇団「ズッ友」

の4チームが争いNo1を決めました。

劇団「打」演劇ドラフトグランプリの内容と感想

今回は4チーム出場したチームの中で座長佐藤流司率いる劇団「打」に注目して見ました。

流司大好きおじさん
佐藤流司ファンとしてはどうしても書き留めたかったのです。

「演劇ドラフトグランプリ」劇団「打」内容

照明が消え
幕開けを知らせる
オープニング映像に心が湧きます

総合司会の尾上松也さんが登場し
そうそうたる審査員の方々に驚きつつ
各チームが入場

劇団「打」の入場は2番目

和を感じる紹介VTRが流れ
チーム全員が黒いフードで顔を隠し入場

その表情を伺わうことはできませんが
歩く姿に期待が膨らむ

全チームが入場し座長の挨拶へ

黒いフードを目深にかぶり
やはりお顔は見えず

しかしその言葉は気合十分
口元から零れる笑みは自信に満ち
わずかな時間で魅せる圧倒的存在感

出演者全員の開会宣言で
いよいよ前代未聞の演劇バトルの幕が上がります

演目2 劇団”打„
    テーマ「りんご」
    タイトル「林檎」

暗闇に浮かぶ光
薄暗い照明の中

白い箱を持ち
黒いフードで姿を隠す
仮面の男たち

ステージ中央にたつ”MC„

”私は今からあなたを誘拐します„

衝撃の一言から始まり
そして語り掛ける”MC„

小さな声に
静かに耳を澄まし
彼らの言葉を聞く

!!!!!!!!?

もう一度耳を傾ける

”世界は分断された„

中央に集まり手をかざす
4人の仮面の男たち

一人の男が中央で語りだす

名は「ルー」流?の名前を持つ世界

フードを外し
語り掛ける

”人は合わせ鏡„

恐怖を感じる声音で
”革命„を叫ぶ

一人の男がそれを遮る

名は「アハセム?」18の数字を持つ世界

”対話„で世界を一つにする
どんなことがあっても

傷つけようとナイフをかざす男
逃げまとい刀を突きさす男

”人は合わせ鏡„

仮面を外したその姿に驚愕し
もう一人の男が仮面を外し問いかける

”あなたの信じているモノはなんですか?„

不敵な笑みを浮かべ
狂気的な眼で周りを見渡し

”さあ革命を始めよう„

幻想的な光の中
繰り広げられる殺陣
そして全員が倒れる

そこに一人の男が語りだす

”切られる者にも人生はある„

名は「スナッパー」魚の意味を持つ世界

痛みを感じ
”共存„をかかげる男

それに意義を唱える一人の男

名は「ユイット?」8の数字を持つ世界

元は一つの世界
争い二つに分断された兄弟

超えていく弟に恐怖した兄
兄に全てを捧げようとした弟

それに刃を向けるもの

対話は終わり
人はもういない

”世界は一つとなりました„

だが手は上がらない
世界は一つにならない

”それは人だから„

それぞれが選んだ林檎の花言葉

”選択„
”後悔„
”名誉„

だが林檎の花言葉に

”革命„はない

願いは悲鳴となり
乞うように紡がれていく

最後はまるで電源が落ちるように倒れこみ暗転する舞台

再び照明がつき
深々とお辞儀をする出演者たち

清々しい表情に
盛大な拍手が送られ劇団「打」の演劇は幕をおろした

終了後のインタビューでは
笑顔で他の出演者とわちゃわちゃし
無事に終えたことに安堵する

全ての演目が終了後
座長が集まり

温泉ですっきり
すげぇせめてくる「打」
真面目なコメント
これだけは隠さなきゃ

 

裏話のあとは

いよいよ結果発表!!

まさかの上川隆也さんが登場しグランプリが発表される

結果はご覧いただいたとおり

最後の出演者の挨拶では
さすがの流司節で笑いをとる

観客の盛大な拍手と笑顔に包まれ
「演劇ドラフトグランプリ」は終演となった

「演劇ドラフトグランプリ」劇団「打」感想

流司大好きおじさん
想像以上にハイレベル

初めての試みで
どんな感じになるかとわくわくしていました

始ってみると本当にガチバトルで
完成度の高い作品ばかり

こんな素晴らしいものを
一度に見る事が出来るなんて
なんて贅沢な時間なんだと・・・

全てのチームが本気で挑んだこの演劇グランプリは
本当に素晴らしいものばかりで
改めて演劇のもつ力を感じました

でもやはり
佐藤流司だいすきおじさんは

劇団「打」の世界感に
どっぷりはまり
何度も何度も見返しています

最初の一言から
人の心を惹きつけ
その世界へと引き込み
心を奪っていく

四つに分断された世界
それぞれの世界が主張するもの

林檎の花ことばを巧みに使い

表面は同じ仮面をつけ同じ想いを主張し
仮面の下では個の想いを主張する

たくさんの人に語り掛けていた言葉は
最後は”あなた„一人となる

”だから・・・私は、あなたを・・・誘拐します!!„

 

語り継がれる過去の話
考えさせられる現代の話
この先に起こりえる未来の話

何度見ても
見るたびに変わる
様々な想いを抱かせる

1本のストーリーなのに
何本ものストーリーが見えてくる

本当に素晴らしいお話でした

「林檎」

このテーマで一体何を見せてくれるのか
想像できずにいましたが

その内容の深さに
20分とは思えない濃さに
演出家さんや役者さんの魂のようなものを感じました

”物語は人によって生み出されるもの„

まさにそれを感じざるを得ない
奥の深いこの世界

”人としてここにいたいのだ„

”今„私たちは人として何ができるのか
人としてここにいる意味を考えさせてくれる素晴らしい物語でした

そして座長として先導し
皆を支えてきた

”演劇界の反逆者„

カリスマ佐藤流司という役者の
底知れぬ魂にまたしても魅了され
まだ見ぬ未来がどのようなモノになるのか
ずっと見続けていたいと心の底から思いました

流司だいすきおじさんメモ

佐藤流司だいすきおじさんの
個人的な見どころとしては

願望丸出しの冒頭
おそらく全員騙された!!
猟奇的な言い回し
優しく語り掛けてくれる最後の一言
全てが終わったあとのさすがの座長挨拶

ありすぎて書ききれませんね

素晴らしい企画を本当にありがとうございました。

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まとめ

初めから最後まで集中を切らすことなく見入ってしまいました。

初めは少し茶番があるのかなと見ていたのですが
一発目から本気を感じる演劇でした。

結論:佐藤流司に騙された

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